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CEREC

セレック治療

セレック直接修復について

セレックとはセラミック修復のことです。
ハンドメイドからマシンメイドへ

現在、歯科治療はコンピュータ化されたことにより大きく発展しています。
修復物の精度や正確さは、熟練の歯科技工士が時間をかけて製作した場合となんら遜色ないほどの輝きをみせます。
セレックの治療は、わずか一回の通院で失った歯の修復ができる革新的な治療法です。最新の科学的データの解釈によれば、セレックの長期残存率は18年で84.7%という高水準です。

時間的制約のある患者さんにとって、一回で治療が終わり時間短縮できる利点はもちろん、治療内容においても極端に少ない麻酔量、型取りしない事、仮歯がいらない事などは他の治療法と比較して大きな長所です。
ゆえに世界中でむし歯治療が必要な時の第一選択肢にこのセレックの需要が望まれてきています。

長石セラミック素材だから歯に優しい。

患者さんにとって、セレックは便利なだけではありません。私たちがこの治療法に絶対の自信をもって薦めるだけの最大の特徴があります。

それは歯の表層部に最も近い性質の長石セラミック素材に置き換えることにより、使い続ける歯の2次的な破損のリスクを軽減するという特徴です。
私たちが目指したのは上質で柔らかさも兼ね備えた究極な素材です。

セレックで修復した歯は驚くほど違和感が少ない

日常生活において、熱いもの冷たいものを交互に口にした際に起こりやすい「しみる」「モノを噛んだ際の痛み」などの合併症の経験はありますか?
セレックで修復した歯はセラミック部分と残っている歯質の部分の境で起こる生理学的現象、素材の熱膨張と歯が収縮する割合が等しく起こるため、熱刺激が生じにくく装着後の痛みをおさえるのが最大の特徴です。
だから歯に優しく、患者さん想いの治療法です。

また、従来の金属修復物が歯に接着する場合は、接着に必要なスペースを確保せねばならず必要以上に大きく削らざるを得ませんでした。
しかし、セレックの場合、特殊なセメントで化学的に接着するので余分に歯を削ることはありません。

セレックで素敵な口もとを

素敵な微笑は、最も効果的な第一印象を与えます。
私達はセレックを用い、前歯が欠けていたり、変色した歯であったりしても高い技術力であなたの望む歯をその場でつくります。

セレックは審美歯科領域で突出した力を発揮する可能性を秘めています。麻生歯科クリニックでは、セレックの治療において専門医による定期的な技術指導を受け、日々、幅広いトレーニングを積んでいます。
セレックは全世界で2,800万本以上のセラミック直接修復に応用され、現在では20秒に一歯の割合で治療に応用されています。

セレック診療フロー

STEP01 Scaning in your mouth スキャン (型取り) Time 5分
歯を削った後 (15~25分)、3Dカメラで口腔内を撮影します。
治療する患歯を削ったあと、従来の型取りをする際の不快感を味わうことなく、青色LED・3D光学カメラを使用して患歯を撮影 (スキャン)するだけ。これだけの作業で患部の歯列が目の前のモニター上に再現されます。
※症例によっては従来の型取りを必要とする場合があります。
STEP02 Designing your new tooth 修復物設計 Time 5~15分
コンピュータの3D画面上で修復物を設計します。
モニター上であらゆる角度から、咬み合う部分や形を微調整し理想的な形にしていきます。
設計後、ご用意してあるさまざまな色のセラミックブロックから、最も適した色のブロックを選びます。
STEP03 Millimg a ceramic block 修復物作成 Time 10~15分
ミリングマシンが設計データをもとに加工します。
ミリングマシンと呼ばれる機械が、コンピュータで設計されたデータをもとにセラミックブロックを削り出し、みるみるうちに精度にすぐれた修復物を加工・作製していきます。
STEP04 Placing the new tooth in your mouth 口腔内セット Time 20~30分
口腔内にセットして治療完了です。
10年間で90%以上の残存率を実現するCERECシステム。
削り出されたセラミック修復物を口腔内にセットします。
これですべての治療が完了します。

CERECを勧める5つのわけ

1.生存率について (長持ちします)

一般的なむし歯を保険内で治療した場合、10年以内に再治療が必要になるのは約半分です。一方で、CEREC治療は、10年後に再度治療が必要になるのは、たった5%というデータが出ています。

2.セメント溶解 (銀歯の下に広がる見えないむし歯を防げます)

銀歯と歯を着けるセメント剤は、唾液に触れると、時間が経つにつれて溶けていく性質があります。すると次第に銀歯と歯との間には隙間ができ、その部分から細菌 (バイ菌)が侵入し、むし歯になります。
すなわち、銀歯治療は数年経過すると齲蝕の再発のリスクが非常に高いと報告されています。

3.生体親和性 (自分の歯へのなじみが違います)

銀歯は歯と比べて10倍以上の硬さがあります。そのため銀歯は咬み合う相手の歯を削ってしまいます。その上、銀歯は歯と熱膨張率 (温度変化によって体積が変わる割合)が違います。
熱膨張率が違うと、口腔内の温度変化により隙間が生じ、その部分からむし歯になります。一方でCEREC治療は歯と同程度の硬さで相手の歯を削ることなく、自然な咬み心地であり、また歯とほぼ同じ熱膨張率であることから、非常に優れた口腔内への親和性を持ちます。

4.バイオフィルム (細菌の付きやすさが違います)

バイオフィルムとは歯の表面に付着した細菌を含んだ粘着性の物質です。
バイオフィルムは歯の表面に強く付着しているため、うがいなどでは除去できず、歯ブラシなどで機械的に清掃しなければ除去は不可能です。そのバイオフィルムは、銀歯にセラミックと比較して10倍以上汚れが付きやすいと報告されています。バイオフィルムがお口の中に付きやすい銀歯よりも、汚れの付きにくいセラミックを選んだほうが、むし歯だけでなく歯周病にもなりにくく、口腔内の環境をより良く保つことができるでしょう。

5.ワンデートリートメント (1日で完了する治療です)

セラミック治療であればたった1日で治療が終了します。
銀歯治療であれば、型取りをしてから1週間待って、出来上がった銀歯を入れていました。セラミック治療は、小さいカメラで型取りをして、コンピューター上で設計し、専用の機械で削りだして、その日のうちにセラミックの治療が行えます。そのため麻酔の回数も最小で済みます。
銀歯治療のように仮のフタをして期間を設ける必要がないので、その間の細菌感染のリスクを減らせます。
セラミック治療は一回の治療時間が少し長くなりますが、治療回数が一回ですので、お忙しい方、何度も歯科医院に通うのが困難な方に非常に喜んでもらっています。

セラミック修復専門医によるセラミック治療

当院では最新の治療技術を提供するためにセラミック修復専門医による診療を行っております。

歯科大学においても最新のコンピュータ技術 (CEREC)を応用した生体親和性が高く、むし歯になりにくい、そして高度な審美性を獲得した、高品質なセラミック修復の研究と臨床応用を行っており、その優れた治療成績を実証しております。

セラミック修復専門医による最新のセラミック診療ご希望の方は、院内スタッフまでお声かけてください。

歯科医師 風間 龍之輔
  • 新潟大学大学院卒 (歯学博士)
  • 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究
  • 科部分床義歯補綴学分野 (非常勤講師)
  • 昭和大学歯科補綴学教室 (兼任非常勤講師)
  • 日本歯科保存学会 (専門医)
  • 歯科審美学会 (認定医・代議員)
  • 接着歯学会 (代議員)
  • デジタル歯科学会 (代議員)