2011年2月26日(土) 名古屋市のミッドランドスクエアでシロナデンタルシステムズ主催のCreighton大学米国解剖学教授Dr.Norton教授による「基礎から始めるCTイメージングと解剖学」の講演があります。Creighton大学歯学部は全米でも有数の伝統校であり、その教職に就くことは大変な名誉とされています。
Dr.Nortonは、「Netters Head and Neck Anatomy for Dentistry」という全米の歯学生が使用する口腔解剖学の教科書の著者であり、その執筆された書籍は高い評価を受けています。
私自身2010年9月にPHIJ「Perio Health Institute Japan」の海外研修に参加した際、Creighton大学でDr.Nortonに頭頸部の解剖学の講義、解剖学とCT画像とのリンクの仕方、また献体を用いた実習を学びました。献体は、全て無歯顎であり、インプラント臨床を学ぶ自分にとって大変貴重な機会を頂けたということはいうまでもありません。
Dr.Nortonの講義は、今まで学習した頭頸部の重要な位置を覚えるだけの解剖学とは少し異なり、診断や外科処置に必要となる臨床向きの解剖学で大変勉強になりました。
多くの歯科医師が大学卒業後解剖学から離れている一方で、高度なインプラント治療のための診断ソフトやコンビームCTが普及し、そこから得られた情報を適切に処理し、治療に役立てる機会が多くなってきているのではないでしょうか?
今後さらに質の高い治療を行うために必要な知識だと思われます。
ご興味あれば、一度受講してみてはいかがでしょうか?
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mtn1297313268_13168_pdf