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オーラルフィジシャン スウェーデン マルメ大学研修 歯科衛生士感想

●マルメ大学研修に参加して 

麻生歯科クリニック 歯科衛生士 貞松佳代乃

はじめに今回このようなすばらしいカリキュラムの基、研修セミナーに参加させて頂く機会を与えてくださった日吉歯科診療所 熊谷崇先生、ダンエリクソン先生をはじめ諸先生方、また、サポートして下さったスタッフの皆様にこの場を借りてお礼を申し上げます。

セミナー初日ダンエリクソン先生より歯科医療の本質について歯科医療従事者としてすべきこと、そして知っている事の確認をし、そこに知識を加え、新しい見方をする事とお話がありました。歯科衛生士として今後、私達のすべき役割に可能性を感じ背筋が伸びる思いで受講をスタートしました。

実際、スウェーデンの国を挙げての予防の取り組みをこの目で見ることができ、そこには医療哲学に基づいたとても的確な診断、従事者の姿勢、真の患者利益を考えた行動がありました。現地でスウェーデン人と話をしましたが、“口の健康は体の健康です。私を含め家族全員が歯を削った治療はしたことが無い”と仰っており、気持ちが良いくらい患者にも伝達されている事を知りました。

 
先生方の数々の言葉が刺激的でした。特にPBL問題解決型学習法は、現在当院で行われているスタッフ間での勉強を行う上でも、私自身の教育にも、患者教育にも今後実践していきたいと思いました。実際起きていることから解る目標を見出し、知識を増やし繋ぎ合せ洗練し、仕上げること学習能力を高めること。聞いただけだと忘れる、感性を高めて聞いてみると記憶が確かになる、やってみると自分のものになるとダンエリクソン先生は仰っていました。まさにこの数年思考錯誤し、カリオロジーの勉強をスタートし今日に至った私にとっては心に響く言葉となりました。そして現状を見つめ直す良い機会となりました。

今後、私自身にできること、これは歯科医療者として多くの人に得た知識情報を伝達する事。つまり啓蒙活動し、地域、社会に貢献することだと考えました。まずは同じモチベーションを持つ医院スタッフ、患者、医療従事者間、地域、社会と輪が広がるよう努力していきたいと考えました。すべては患者のために。

 
今回の経験は私達の財産となり、今後の診療に大きな影響を与えてくれると思います。

同じ意識を持つ多くの先生方、衛生士さんとディスカッションしモチベーションの上がるとても良い機会となりました。研修を一文字に例えると私は“輝”と答えました。これはスウェーデンの仕組みづくりが本当にすばらしかったこと、今後日本で生きていくことの希望将来性、またマルメ大学の先生方、衛生士がとても生き生きとし本文をまっとうしていることの自信に満ちた輝きを感じたためです。

 
来年以降も今回参加することの出来なかった方々にこのような素晴らしい歯科医師、衛生士と供に学ぶ機会を頂ければ幸いです。

貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。
 

 

●マルメ大学研修を終えて

麻生歯科クリニック 歯科衛生士 榎本真里恵

 
今回マルメ大学の研修に参加させていただけたことに大変感謝いたします。今回はお会いすることは出来ませんでしたが熊谷先生、マルメ大学の講師皆さん、日吉歯科診療所の皆さんのサポートがあり最高の研修となり無事終えられたと思っています。私にとってこれから歯科医療に携わる上での大切な1週間となりました。

研修に参加する前に私自身、研修目的について考えました。スウェーデンは今では予防歯科の国と知られていますが、30年前は虫歯の多い国だったときいています。それがなぜ今ではカリエスフリー率が増加し高齢になっても健全な歯を守れているのか、そこには歯科医療哲学というものがありそれこそがスウェーデンの歯科医療を変えていったのですがその本物を学んでこようということが一番にありました。又、ワールドスタンダードを再認識する、そして患者さんに本当の歯科医療とはどのようなものなのか整理し情報提供をして口腔の健康に務めたいと思いました。そしてこのような意識を最初から持ち患者さんに接することの出来る歯科衛生士を教育し育てることが出来るようになりたいと目的を定めました。

研修は非常に内容が濃く、5日間朝から夕方までと長時間に及ぶ講義でした。未来の歯科医療界を動かす偉大な講師の先生たちの講義を聴くことができ恵まれていることを感じました。どんな質問にも答えていただき、先生方の人柄にも感激しました。

 スウェーデンでは歯科衛生士が歯科医師とわからなくなるぐらい堂々とし、どの衛生士にきいても人々の口腔内の健康を守ることができることに喜びを感じるという答えが返ってきました。それにとても感動し本当に患者さんのために使命感を持って仕事をしているのだと感じました。
講義の中でいくつも研究データが出てきましたが、データ収集の重要性を再確認しました。患者さんの口腔内をメインテナンスでモニタリングし足跡をのこすことに良い結果をだすことができます。又、リスクアセスメントを適切にすることによりニーズにあったメインテンスを提供することが出来ます。患者さんのモチベーションアップにつながり健康な方が増える仕組みができていることに驚きました。

貴重な講義で学んできたことを残してきたスタッフに伝え同じ意識を共有するために早速チーム内で勉強会を開く予定です。このようにまた院内に新しい風をふかし真の患者利益を追求したいと考えています。

1週間の研修を終え、私はこの研修を「学」という漢字一文字に表しました。スウェーデンの文化、日本との違いを学びました。今まで知り得ていた知識の再確認、新しい知識を学びました。そして学んだからにはこれをどう患者利益に生かしていったらよいのか。チーム内でよく検討しこれからにつなげます。

 
今回研修を受け、一番やらなければいけないことは、啓蒙活動だということを学びました。見たこと、感じたことを患者さんへ啓蒙しその家族、一緒に意識を共有するスタッフ、地域を盛り上げていくために地域歯科医院、歯科医師、衛生士・・・とたくさんいますが啓蒙しなければいけません。

 又、日本各地から研修に参加された歯科医院のみなさんとは同じ目標をもっています、こんなに大勢集まり一緒に研修でき築けたつながりを大切にしたいです。

 そして今回一緒に参加したスタッフの歯科医療に関するお互いの考えを共有できたことを素晴らしく感じました。一日一日の研修が終了しホテルの戻る途中にこれからの診療の中での意気込みについて話お互いを刺激しモチベーションアップにつながったように強く思いました。

 まだこの研修ですべてがわかったわけではないですし、衛生士としても人間としても未熟です。今後ももっと学び続けなくてはいけません。ただ、この研修を通して生涯現役の歯科衛生士であり続け人々の口腔健康の維持に努めたいと強く決心できた、ある意味人生でのターニングポイントであったかと思います。

 素晴らしい研修をありがとうございました。ぜひ今後もスウェーデンへの研修や留学など機会があれば行きたいと思っています。

 

●マルメ大学研修に参加して 

  麻生歯科クリニック 歯科衛生士 深澤 真依 

   麻生歯科では今までにいろいろなセミナーに参加しています。私達が日々目指している北欧スタイルの勉強をしてきました。今回このお話をいただき、これまで学んできたことすべてをリアルで体験できることに強い期待を抱き参加させていただきたいと申し出ました。 

  私は、麻生歯科に入ったばかりで日が浅い為少し不安もありましたが、それよりも強い好奇心と期待に胸を踊らせていました。

 
 研修に参加してみて、先生方の優しさに驚きました。疑問に思ったことを授業後に質問をすると快く答えていただき、自分で理解できるまで何度も質問させていただきました。とてもいい刺激を与えていただきました。

 
 スウェーデンも何もないところから始め、今では国全体で予防をしていくのが当たり前という意識を自然と持つことができています。スウェーデンにできて日本にできないということはないと思います。患者さんのために私たちが今できること、それは患者さんに知識を与えていくということではないかと思いました。

 まずは自分の患者さんからその家族へそして、周りの人たちから地域へとその活動を広げていき、知識の輪を広げていきたいと思います。

 
マルメ研修に参加しての感想を一字で表すと、『新』でした。

新天地での研修 ・同じ意識の歯科医院の方々との新たな出会い ・新鮮な気持ち

 新しい知識 ・新たな課題 ・ダンエリクソン先生はじめ多くの講師の先生との新しい触れ合いなどなど新しい事がたくさんありました。

 スウェーデンと日本ではやはり文化が違うため今回の研修で学んだことすべてを実行することは不可能です。しかし、取り入れられることも十分にあります。患者さんのためにという目的を掲げ、自分たちにできることを探求し続けたいと思います。

  今回このような機会を与えてくださった熊谷先生はじめ日吉歯科の皆様に感謝をし、またダンエリクソン先生はじめ多くの講師の先生方に感謝をしてこれからの日々の診療に生かしていきたいと思います。また、高い志を持った先生方や衛生士の皆様と共に学べたことをとてもうれしく思います。ありがとうございました。

 

●マルメ大学研修を終えて

 麻生歯科クリニック 歯科衛生士  佐久間 愛

 
 今回このような研修セミナーに参加させていただく機会を与えてくださいました熊谷 崇先生、素晴らしい講義をしてくださいましたダンエリクソン先生をはじめとするマルメ大学の関係者の方々、協力してくださいましたすべての方々に厚く御礼申し上げます。

 また、同じ意識を持ったオーラルフィジシャンの先生方や衛生士の方々と共に学び、多くの時間を共有できたことを大変嬉しく思います。

 
 今回のセミナーを漢字一文字で表すと「感」です。この1週間多くの方に出会い、共に学べたこと、このセミナーに参加できたことすべてに感謝したいと思います。麻生歯科に入社して恵まれた環境のなかで日々学び、このような研修に参加させていただき、私はとても幸せ者だと感じました。また、いろいろな講義を受けるなかで衛生士として、また人として心に感じるものがありました。

 
 日々多くのことを学び、人としても衛生士としても成長段階である私にとってマルメ大学での日々はとても刺激的で、自分を見つめ直すよい機会であり、衛生士としてするべきことはなにか再確認できたように感じます。
 形や技術ではなく考え方が非常に大切であり、それを理解し実行に移すことができればスウェーデンであっても日本であっても患者に与える影響は同様であり、結果として真の患者利益につながるのではないかと考えます。

 
 スウェーデンと日本では、環境等さまざまなことが異なりますが、日本で取り入れられることを院内で検討し、学んだことを日々の診療で活かせていけたらと思います。

 
 今回のセミナーに参加できたこと、素晴らしい講師の方々に出会えたこと、高い向上心を持った方々に出会い、共に学ぶことができたことに感謝したいと思います。ありがとうございました。

 

 
●マルメ研修に参加して

 麻生キッズデンタルパーク 歯科衛生士 小川 由真

 
まず始めに、今回このような素晴らしい機会を作ってくださった熊谷先生、ブラッタール先生ならびに関係者の皆様に深くお礼申し上げます。また、研修をまとめてくださった加藤先生、日吉歯科の皆さんにも感謝いたします。今回の研修が無事終了し、満足して帰ることができたのも中心で動いていてくださった皆様のおかげだと思います。本当にありがとうございました。

 
今回の研修は歯科衛生士2年目の私にとって新しい体験ばかりで、充実した時間になりました。初めての海外で予防先進国のスウェーデンへの研修ということで不安もありましたが、それ以上に期待が大きかったです。

 実際にスウェーデンの空気を感じ、志の高い先輩方と共に研修に参加でき、とても嬉しい気持ちでした。マルメ大学でスペシャリストの講師の方の講義を受け、歯科衛生士として成長できるのではないかと強く思いました。

 
今回の研修を漢字一文字で表すと「確」であると思います。今の自分が持っている知識を再確認し、今行っている予防型の診療体制は間違っていないと確信しました。また、今後予防型の診療体制を地域に広げ、確立したいという想いもあります。このように思えただけでも少し成長したのではないかと思います。

 
研修の中で特に印象に残っているのは、充実したスウェーデンの教育です。講師の先生も歯科衛生士の方も「本人もしくは保護者が十分な知識を持っている」と言っていました。メインテナンスは十二カ月から十八カ月と間隔がかなり長い印象を受けましたが、その分家庭で十分なケアができているのだと思いました。日本の現状として困った時に歯科にかかり、歯を削ると言うのが一般的です。もっと健康を保つために歯科にかかるという概念を患者さんに知っていただく必要があると感じました。現在治療の中で行っている情報提供だけでは不十分な部分があると感じ、早急に改善を図りたいと思いました。

 
今回の研修は私にとってターニングポイントになったと思います。もっと患者さんのために、もっと地域の為に何かしたいと思えるようになりました。今までも自分は未熟であると感じてはいましたが、それを再認識しもっと成長したいという気持ちが強くなりました。まだ研修が終わったばかりで頭の中はやりたいことでいっぱいですがまずはそれを整理して、今後どのように活かしていくかを考えていきたいと思います。

 
今回の経験を糧に今後の診療や啓蒙活動が地域貢献につながり、患者さんの利益となるように考えていきたいと思います。まだまだ未熟な私ですので皆様と一緒に経験を重ね、患者さんの口腔内を健康に保つことが出来る歯科衛生士になりたいと思います。今後もよろしくお願いします。今回は、本当にありがとうございました。