歯科医師の真野晃寿です。
10月23・24日に、院長の麻生とともに、Dr. Stephen S. Wallece の研修会に参加してきました。テーマはMaxillary Sinus Augmentation (上顎洞骨造成:サイナスリフト)でした。
Wallece氏はサイナスリフトの世界的第一人者として有名で ニューヨーク大学准教授を務められている方です。
サイナスリフトとは
歯がなくなると、アゴ骨の吸収が進行します。上顎奥歯の場合には、上に上顎洞と呼ばれる空洞が存在します。そのため、骨量が少なく、インプラントが埋入できなくなる場合があります。インプラントが埋入できるように上顎洞内に骨を増やす方法です。
2日間14時間の研修で、サイナスリフトの歴史・解剖学・手術手技・偶発症の回避方法・偶発症への対応などなど、充実した講義を受けることが出来ました。1つのテーマでこれだけの時間を講義できるのはさすが、世界的第一人であると感じました。
今回学んだことを活かし、さかに安全で確実な治療を実践していきたいと感じました。またこれからも継続し勉強していきます。