歯科医師の高橋玄です。
今回、院長の麻生とアメリカのオマハ市で開催されたインプラント研修会 PHIJ(Perio Health Institute Japan)に参加してきました。
オマハ市は、アメリカのほぼ中央にある町です。成田空港からミネアポリス経由オマハ行きで片道16時間ほどかかりました。とてものんびりとした町並みで、オマハステーキが有名な市です。オマハステーキは、一番小さい物で14オンス。グラム換算すると396g・・・。アメリカンサイズですが、味はステーキで有名というだけ合ってとてもおいしく、ぺろりと完食しました。
さて本題ですが、麻生歯科クリニックは、歯を残すことに一番力を入れていますが、不幸にして歯を失った場合の修復方法として、残っている歯に影響を与えないインプラントが最善の治療であると考えています。さらなる技術・知識の向上を目指し、今回インプラントの研修会に参加してきました。
クレイトン大学は、アメリカの歯学部の中でも5本の指に入るほどの歴史を持った大学で歯学部は約100年の歴史を持っています。
今回の研修内容は、インプラントに必要な口腔解剖の知識とCTの必要性・関連性、献体を用いた解剖実習・インプラントの埋入、グループでのケースプレゼンテーションでした。
解剖実習は、日本の歯学部のカリキュラムに含まれていますが、卒業してからはなかなか行う機会はなく、今回献体を用いて口腔解剖を再確認できたことは非常に勉強になりました。また、解剖とCT画像を照らし合わせをすることで、より3次元での解剖の把握につながり、インプラントにおける治療計画をたてるうえでの礎となります。
今回学んだことを医院内および地域の方々に還元していくと伴に、今後も継続して研修会等に参加していきたいです。
歯科医師 高橋 玄