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医院見学

麻生歯科クリニック 事務長の長谷川です。

先日、千葉県よりH歯科さんが二日間にかけて臨床見学にお越しになりました。

 現在、原則としては見学をお断りしていたのですが、H歯科さんは過去にもスタッフ全員で数回見学に来ており、その当時のメンバーが現在の中核を担っているとのことで、それ以降の新人歯科医師、衛生士、スタッフに対して「数ある予防歯科を実践している医院で一番後輩に見せてあげたい医院は麻生歯科だ」という大変光栄なお話を伺い、それならば是非ともと、了解させていただきました。

 

18名のスタッフが本院とASOキッズに分かれ見学し、熱心に見学していたのが印象的でした。

 

 

 今回、先生の了解のもと、見学後の感想を全文掲載させていただきました。

麻生グループの現場をリアルに感じていただければ幸いです。

 


 

千葉県 H歯科

麻生歯科クリニック 見学

 

歯科医師 15年目

当方は約4年前、2年半前、そして今回と3回見学させて頂きました。

率直に言わせて頂くと、4年前には夢の城に見えていたものが、2年半前には予防歯科を実践していくという事はこういった事をしなければならないのか、という見方に変化し、今回は予防の歯科医院を永続的に運営していくために歯科医院や、スタッフは本質を変えずに新しい事を取り入れながら常に変化していく必要がある事を痛感しました。

見る度にかなり大きく変化しており、驚きました。治療の術式、予防・メンテの考え方というのは、材料の変化や時代の変化と共に変わっていきますが、とても先進的に色々な事を取り入れてましたので、改めて、麻生歯科クリニック及びキッズデンタルパークが、特異な存在であり、また当方にとっても目標とすべき医院、歯科医としての姿であるのだと思いました。セレックやマイクロエンドの練習をとてもやってられるのにも驚きましたが、医院として英語を勉強されているのはもっと驚きました。今後、論文を読んでいったりするためにも語学力は必要と思いますので、少しずつ自分達も勉強していこうと思います。

 

歯科医師 2年目

今回は、見学させて頂きありがとうございました。治療については、エンド症例では必ずラバーダムを行い、マイクロを使って治療していることに驚きました。エンドだけでなく、他のあらゆる分野に関してもEBMに基づいた治療を行っていて、それが予防歯科を行っていく上で必要不可欠であり、医院全体でその考えを基にしたプロトコールを標準化して、いかなければいけないという考え方に共感すると共に、今までの自分の認識の低さを思い知らされました。それらは治療室内にしても現れていて、スタッフの意識の高さや、教育のレベルの高さを感じました。

 

歯科医師 2年目

治療部を見学して感じたことは、とにかく1つ1つの治療のレベルが高く更に歯科医師の違いによる診療内容に差がないということでした。通常の歯科医院では歯科医師が違うと同じ治療でもやり方等に違いがあるものですが、麻生歯科クリニックさんでは歯科医師が違えども患者さんの受ける治療内容に差がなくこれはとても素晴らしいことだと思いました。

また治療はただの治療ではなく、それ自体が予防的でなければならない。というお話を聞かせていただいたのですが、まさにその通りで自分達の行った治療のせいで患者さんの口腔内の環境が悪くなることはあってはいけないことだし常に予防につながる治療ということで意識していく必要があると思いました。

また治療器材、器具が1つのユニットごとに全てそろっていて、物がなくいちいち取りに行くという手間がないのも見習うべき点だと思いました。

1つのユニットに器材を全てそろえておくことで治療がスムーズに進み、患者さんの負担を減らすという点でぜひとも医院に帰ってすぐに取り入れていただくようにしたいと思います。

 

麻生キッズデンタルパーク 見学

千葉県 H歯科 歯科医師 15年目

今回キッズで感じた事は、821クラブがとてもうまく運営されており、内容も充実していてまた821クラブに合わせて診療室も稼働していたので、円滑に効率良く、午前中の診療が出来ておりました。

キッズ診療室を新しく増築される先生は多いですが、皆午前中の診療が空いていて困っている方が多いです。本当に来院、口腔管理 育成して得られる長期の価値(ライフタイムバリュー)を伝え続けていかないと、このようなサイクルは生まれませんし、患者の継続も切れてしまうと思います。キッズにおいて、定期来院継続率は83%に上るそうです。

何年経ってもブレず、しっかりと予防の価値を伝え続けている所が素晴らしいと思いました。

 

歯科医師 2年目

キッズコーナーでは、まず内装に驚かされましたが、これは子どもの世界観であり欧米の小児科、小児歯科にはごく普通の市街地にある医院の当たり前の内装であるとのこと。患者さんは健康な口腔を有する乳幼児、小児なのに、成人の視点で見ていることにハッとさせられました。養育者の要望に応えて、母子誘導に力を入れ始めたのが最近だということで、ここまで患者数を増やしてきたということがすごいと感じました。

麻生先生がおっしゃっていたことで印象に残っているのが、地域に必要であると認められれば、地域の方々、コミュニティー、メディアが勝手に取りあげてくれるということです。あえて積極的な啓発活動はしないそうです。それよりも定期来院される子どもと養育者に知識を与え続けることで、モノの見方が相手から変わってくるとおっしゃってました。 

確かに今までこういう形態の医院が他に少ないという希少性もあると思いますが、この地域に最も必要なことはなにか、またそれを実現させるために何が必要かということ考えて行動すれば、おのずと結果は現れてくるということを知ることができ、今後自分が院長の立場になった時、にこの経験を生かしていきたいと思いました。

 

受付 スタッフ 代表

今回は見学させて頂きましてありがとうございました。

初めて見学させてもらって、まず麻生KIDSの世界観に驚かされました。受付けをぬけ、テーマパークのような子供が歯科医院と思わせない作りに感動しました。

診療風景を見学させてもらって、診療室が良く整理されているなと感じ、衛生士さんや受付け、アシスタントさん全員がムダな動きなく、チームワークがすごいなと思いました。
スタッフ全員でのインカムでの声かけや、ささいな事でもしっかり伝えていたので私も受付けとして患者さんの言葉や思い、伝えなければならない事は、H歯科のKIDSスタッフできちんと伝え合いが出来ればいいなと学びました。

821』クラブを何回も見ましたがシステムがしっかりしていて参加人数も多くやはりすごいなと思いました。私達もリトミックを行っているのですが、なかなか知名度が上がらず浸透せず悩んでいました。

もっと内容を考え合い人から人へと『行ってみたい!』と思ってくれるリトミックにしたいと思いました。

泣いている子供達に対して『泣かない!』と強く言うことに初めは驚きましたが見ていると泣いている子にしっかり話しをし、理解させることで、ピタッと泣き止み1人でユニットへ座らされたのを何人も見て子供達は泣いているとダメだけど1回冷静にさせることでやれるんだと感じました。

泣いて出来ないと言うのは子供のワガママで本当は出来るのだから出来るまで一緒に頑張っていこうと改めて思わされました。

成人の診療室を見学させて頂いて、こちらも同じ様に予防部、治療部、受付、アシスタントでコミュニュケーションがすごく取れていたので全体のまとまりを感じました。見た事のない治療器具や治療法、レベルの高さに感動しました。


 

歯科衛生士 代表

この度は2日間の研修を引きうけて下さり本当にありがとうございました。

当院も予防をしており、私はキッズでDHをさせていただいているので、麻生歯科での研修をとても楽しみにしていました。内装のかわいさはもちろん、どんなささいな事でもいいので、自分を医院にプラスになるようなことを吸収できればと思いながら来させていただきました。

まずキッズデンタルパークでの子ども達の様子におどろきました。

『きちんと寝ている!!小さくても1人で入ってきて泣いていない!泣いてしまったとしてもスタッフとお話をして、その後診療を泣くことなく行えている!』とおどろかされました。お母さんも協力的な方が多く見られ、とても『患者教育』が浸透しているんだなと思いました。自分の診療スタイルではいけないと、とても思いました。

麻生先生のあくまで教育の場!という言葉、忘れてはいけないと思いました。

それから821クラブについても。当院もリトミックはしていますが、保育士さんからの矯正のお話。びっくりでした。821クラブはたくさんの子でやっているので、とても楽しそうで、私自身もやりたくなりました。

それから、患者さんへの説明の媒体の多さにびっくりしました。シンプルな内容で、言いたいコトを単純に分かりやすく書いてある。
まだまだ作らなければいけない物もたくさんあるのでスタッフと協力し合いながらやっていかなければと思いました。診療室の効率の良さというのもとても感じられ、時間内にきちんと手際良くやっているという印象を受けました。

患者教育がきちんとできているのと整備の充実という意味でも当院もよくして行こうと思います。

 

アシスタント 

お忙しい中、私たちのために時間をさいて見学をさせていただき、ありがとうございました。私は主にキッズの方を見学させていただきました。初めに入った時、待合室の世界観におどろきました。1つ1つのものがすごく工夫されていて、自分が子供だったら、すごく楽しくて、喜んで行きたくなるような空間だと思いました。

ふだんの自分たちの診療や、リトミックを比較して、違う点がいくつもありました。まず、リトミックの時に、お母さん達にむけてのお話をさせていただき『教育の場』とおっしゃっていて、ハッとしました。リトミックの時のお話を聞いて衛生士に質問しているお母さんがいたり、歌にあわせてゴロンする練習をしていることにより、1人でチェアにゴロンとちゃんとできているお子さんを実際に見てすごく感心しました。診療中は、アシスタントをしているということもあり、衛生士さんやアシスタントさんの子供への対応の仕方をすごく注目して見学させていただきました。自分と違っていたところは子どものことをちゃんと叱っていたところでした。怒ると叱るとでは意味違うことにきずきました。泣いていて診療のできない子に対して一度診療室を出て話をしにいっているところが印象的でした。

そこから帰って来た子が、切り換えて診療をうけているところを見て、子ども達は本当にやればできるのに甘えがでて、できなくなってしまっているのを、ちゃんと話をして促し、理解させて

本来の力をひき出してあげているところがすごいと思いました。

他にも、診療中はひとりひとりがとてもテキパキ診療しているところが印象的でした。

けれども、チームワークがとれていてそれぞれが助けあっているところを見て、当院のキッズチームもこういう姿でありたいと思いました。考えが改まるところがたくさんあり、今回見学させていただいたことを通して吸収させていただきたいところがたくさんありました。