静岡市葵区の歯医者・歯科なら静鉄・春日町駅にある麻生歯科クリニック

皆さん、こんにちは。新年度に入りこちらのブログを閲覧いただいている方にも、新しい生活をスタートされた方や周りの環境が変わった方、また進級された方も多くおられるのではないでしょうか？

春は出会いの季節、麻生歯科クリニックでも４月から静岡県立大学短期大学部歯科衛生科から２人の実習生を迎えることになりました。

 
皆さんは私たち歯科衛生士がどのようにして資格を取得するかご存知ですか？
私たち衛生士の多くは、高校を卒業後、文化科学大臣・厚生労働大臣指定の歯科衛生士養成機関である専門学校・短期大学・大学に籍を置きます。そこで衛生士として求められる知識や技術を取得し、卒業すると国家試験の受講資格が得られます。そして毎年３月に実施される国家試験に合格すると厚生労働大臣が歯科衛生士名簿に登録をされ、歯科衛生士免許が得られる、というような道のりをたどります。

 そして学校でのカリキュラム中に臨床実習が加わっており、こうして歯科衛生士指定実習診療所である麻生歯科には毎年実習生がやってくるというわけです。

 
 静岡県立短大の臨床実習は３学年に進級後から１年間おこなわれます。１期・２期・３期に分かれていて、今期の第１期は学生が始めて臨床の現場にかかわる機会です。まだ少し緊張気味の２人の実習生に今回はいくつかコメントをもらいました。

 
質問①
第１期の実習内容は治療の診療のアシストワーク（補助行為）です。初めて歯科医療にたずさわり、麻生歯科で仕事をしてみて、現在どのように感じていますか？

・学校内での実習とは違い、患者さんのことを優先して考え、行動することが大切だと改めて感じました。その為にはもちろん、豊富な知識・技術を取得することと、そしてなによりスタッフ全体のチームプレーの大切さを日々感じながら実習しています。

・想像していた医院とは全く違いました。麻生歯科では受付の方やクリーンスタッフ（専門清掃員）の方もいて、すべての人が自分の行う仕事の役割分担がされていることに驚きました。スタッフみんなが自分の立場で責任をもって仕事をおこなっていて、衛生士さんも自分専用の部屋があって、そこで仕事に打ちこんでいる姿が印象的でした。そのような環境と設備が整っていることに驚き、すごい！と感じました。

 
質問②
２人はどのような衛生士になりたいですか？

・いつも笑顔で患者さんを迎え相談してもらいやすいような衛生士になりたいです。

・患者さんとのコミュニケーションを大切にでき、信頼関係を築けるような衛生士になりたいです

 
このように、問いかけた質問に初々しく答えてくれました。初めての歯科医院実習で緊張の連続の毎日かと思いますが、社会人になってからでは味わうことのできない貴重な体験だと思います。残りの実習頑張ってください。　また当院では、幅ひろく研修医や学生に門戸を解放し積極的に次世代の歯科医療従事者の育成に力を注いでいます。患者のみなさまにも、ご理解のほどをお願いします。

歯科衛生士　植田