『理想は富士より高く掲げ、歯科医療従事者としての誇りを持とう』
4月8日(木)に医療法人社団 ワン&オンリー 新入社員5名を対象にオリエンテーションを行いました。専門医療職は新たに4人の歯科衛生士が入社しました。毎年多数の見学、応募がありますが、当法人は原則的に静岡市内在住のスタッフしか採用しません。静岡市民方々の口腔の健康を生涯にわたって担当別に管理させていただく責任があるゆえに地元出身者の採用が前提となります。 入社3ヶ月間で、予防歯科に関わる社会的意義や意識、医療観を共有した後、明確な行動指針、目標を設定していきます。
新入社員は1~2年の間に徹底した科学に忠実な基礎臨床を行い、口腔維持管理ができるマイ・ハイジニストに養成します。貴重な人材、人的資源を充分な時間をかけ投資し研鑽を積ませ、欧米の衛生士と同じような世界標準というモノサシで計れる歯科衛生士に育てていきます。ここが当法人の最大のセールスポイントです。
医療は人が行うものであり、そこに『安かろう、悪かろう、適当でよかろう』があってはなりません。患者さんの生涯の歯や口腔の健康を守る診療室の条件として、人材、設備とも、右肩上がりに成長させていきます。これも一重に、患者さんの絶大な支持とご理解、ご協力があるからこそで、我々といたしましても、たえず先行投資し、医院はどんどん大きくなって然るべき。お陰様で総職員数は46名となりました。
いつ聞いても誇りで全身が満ち溢れる我が母校の校歌のフレーズに『理想は仰し富士の山~』とあります。 (107期) 我が恩師やお世話になった先生方も定期来院されます。
大きな夢と理想、高い目標をもって就職してきた期待の新入社員です。そのうちの1人はキッズデンタルパークへ入社しました。彼女は学生時代、当法人で臨床実習を経験した学生でした。口腔管理を診療の柱と据えた歯科医療への魅力と、その早期導入、新しい歯科医療の在り方に共鳴し挑戦してきてくれた事をスタッフ一同、誇りに思っています。既に卒業と同時に入社され準備していました。このような前途ある衛生士が患者さんの健康を支えていることを知って頂きたいと思います。
院長 麻生 幸男
『平成22年度 新入社員オリエンテーションについて』
オリエンテーションでは、社会人としてのマナーや、組織の在り方や必要性について先輩スタッフから説明がありました。 46名全員がパソコンの所有が義務化されており、育成部門のサポートにより3~6ヶ月以内でワード、エクセル、パワーポイントの使用が可能となります。
当グループでは組織の動きや集団、チームの中での『個』という存在が非常に重要視されます。臨床でベストな能力を発揮できるのは、現場をサポートしてくれる受付、管理部門のスタッフの支えがあるからです。チームのために個があり、個はチームの為に動く事を院長より教えられます。
休日でもチームで親交を図り、マラソン大会に出場したり、旅行に参加することによりチームの皆が共通の意識や価値観を持つ事ができ、仕事に良い影響を与えます。チームには仕事とプライベートのスイッチにオン、オフはありません。あるのは、ハイかローか、です。
過去のブログでも全スタッフで参加しているレクリエーションが多いかと思います(笑)。
そのほか、麻生歯科クリニックが目標としている事や方針について、歯科衛生士の役割、1年間の教育プログラムについてスライドで説明をしました。
新人スタッフは知識や技術は日々の研鑽で、すばらしい歯科衛生士へ光輝くことを信じていますが、何より患者さんへの配慮や患者さんの利益とは何か、を考えられる衛生士に育つと良いと思っています。
今後の彼女達の活躍に期待したいです。
育成部担当 榎本 真里恵
写真は左から麻生キッズデンタルパーク入社の小川 由真
中央 麻生歯科クリニック入社 鈴木 彩香
右 麻生歯科クリニック入社 佐久間 愛